生徒さんが成長していく過程を見届けるのは大きな喜び
ミュージックスタイリスト (ドラム) リンタロウ
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体験レッスンを受けてみたら、すごく好印象だったEYS。実際、今は音楽活動も無理なくできている
ーーEYSで講師をしようと思ったきっかけについて教えてください。
サイトで求人を検索して目星を付けたうえで、いくつかの音楽教室で生徒として体験レッスンを受けてみようと思ったんです。講師として働くからには、自分にいちばん合った音楽教室を選びたい。そのためには、どんなレッスンをしているのか、どんな講師が所属しているのかを知るのが先決だと考えたわけです。3年前のことでした。
EYSに決めた理由は二つあります。一つ目は、いくつか実際に体験レッスンを受けてみた結果、すごく好印象を受けたのがEYSだったこと。もう一つは、何をするにもほかの音楽教室に比べてEYSのレスポンスが圧倒的に迅速だったことです。
同じタイミングで応募しても、採用試験の日程や、やりとりのスピードが早いから、こちらが先に決まっちゃうんですよ。レスポンスが早いこと自体にも好感が持てましたしね。音楽教室での講師業はこれが初めてで、今もほかではいっさいやっていません。
ーー講師の仕事はどのくらいのペースでされているのでしょうか?
今は銀座スタジオでのみ、業務委託というかたちで週に4日から5日ほど稼働しています。完全フリーランスなので、自身の音楽活動も含めるとひたすら稼働してる感じです。昼レッスンやって夜リハーサルや、夜レッスンやって深夜レコーディングなんてことも出来ますしね。音楽関係のいろいろな仕事を請け負っています。
まとまった日数単位で仕事が入ることもあり、変則的です。業務委託なら3ヶ月前に会社に申請すれば自由に休みを取ることができるので、イレギュラーな仕事があった場合でも無理なく受けられます。仕事に幅を持たせたいと考えているので、いまは社員になることは考えていませんね。
ーーレッスンのためにほかの仕事が受けられず、困ったことはありませんか?
音楽関係の仕事は数ヶ月前から予定が組まれることがほとんど。きちんとスケジュール管理ができていれば問題ないことが多いですが、一日後や二日後の仕事の依頼が突然入ってくることは稀にあります。そんなとき、よほどのことがない限り、僕は仕事の依頼を断っちゃいますね。EYSではレッスンを予定通りに行わないと講師にペナルティが課されますし、何より生徒さんにご迷惑をおかけしてしまいます。一日中レッスンがびっしり入っていれば、かなりの数の生徒さんに対して失礼をすることになりますから。
研鑽のための時間も確保できていますよ。電子ドラムなど練習機材があるので家でも稽古はできますが、僕はオフの日でもドラムが叩きたくて結局スタジオに行っちゃいますね(笑)。
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体験レッスンからイベントまで。稼働率も仕事の充実度も高い
ーー人気講師だと聞いています。リンタロウ先生のレッスンはなかなか受けられないのでは?
おかげさまで多くの生徒さんに受講いただいています。とはいえ、システム上、レッスン予約は早い者勝ちみたいなところがあるので。EYSに入会して早めにご予約いただければ、少し日程が先になってしまいますが受講いただけますよ。
体験レッスンは受け入れていないわけではないんですが、既存の生徒さんが予定を埋めてくださっているので、今はなかなかさせていただく機会がないのが現状です。
演奏活動と並行してレッスンをやっている方のなかには、できることなら演奏活動だけやっていたいという方もいると思います。僕の場合は、人と関わることもそうですが、単純に演奏を教えるのが好きなので、レッスンをやっていて楽しいんですよ。大変なこともありますけど、生徒さんが成長していく過程を見届けるのは大きな喜びです。できることなら長く続けたいと思っています。
ーーイベントにも積極的に参加されていますね?
僕がイベントに積極的に参加する一番の理由は、自分が教えている生徒さんがステージで演奏しているところを見たいということ。きちんと演奏を楽しんでいただけるようできるだけ現場でフォローしたいとも考えています。
現場では、当初の想定にはなかった業務が発生することもありますが、それを不満に感じることはありません。というかイベントってそういうものだと思います(笑)。大変なこともありますが、個人的にはイベント業務にはやりがいを感じますね。
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難しさがある反面、学びも多い。社内研修の講師として
ーー社内研修も担当されていると伺いました。
新しく入社された講師の方に対して、EYSの理念やシステム、レッスンの概要、入会案内の手順などの指導を担当させていただいています。ときに難しさを感じることもありますが、学ぶところも少なくありません。
レッスンは相手が生徒さん。いわばお客さまですから、こちらとしてはどこまでも寄り添う姿勢を貫くつもりでやっています。
ところが、研修は講師の方々が相手です。いろいろな方がいらっしゃって、音楽との関わり方や背景、考え方、目指すところもさまざま。当然のことながら、「僕は違うと思う」「自分のやり方と違う」という意見も出てきますし、EYSの方針をそのまま受け入れることに対してポジティブな方ばかりでもありません。そこで、講師の方々それぞれの思いを汲みながらも、会社のポリシーからずれることのないように擦り合わせを行い、奮闘しつつ最善を尽くせるよう努めているところです。